京都高低差崖会

京都高低差崖会は京都の凸凹地形を探索しています。平地ではいられなかった、高低差が生まれてしまった、京都ならではの「まちの物語」「土地の記憶」を読み解いていきます!

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

聚楽第を探し歩く04(完):京都にとって「聚楽第」はどんな場だったのか?

@chang_umeです。今回で聚楽第シリーズもいったん一区切りです。現在も地表の高低差・凹地で残る聚楽第の「遺構」として最も有名な地点をご紹介しながら、聚楽第廃城から現在に至るまでの約400年以上もなぜ「遺構」が残り続けたか、そのあたりを考えてみたい…

聚楽第を探し歩く03:「謎の高低差」とコミュニケーションする!?

@chang_umeです。前々回・前回と、現代の地図・地形図と近世の古地図を重ね合わせながら、聚楽第周辺の微地形(崖・凹地)を探索しました。みんなだいすき聚楽第シリーズも今回で第3弾ということで、引き続き、まちなかの「崖」の奇妙な存在感を味わいつつ、…

聚楽第を探し歩く02:崖とゆるやかな坂道

@chang_umeです。今回は聚楽第シリーズの第2弾の内容です。前回は現代と近世の地図を重ね合わせながら、聚楽第の位置関係や気になる高低差(崖・凹地)を地図上から確認する内容でした。聚楽第を探し歩く01:まずは地図から読み解こう - 京都高低差崖会前回…

聚楽第を探し歩く01:まずは地図から読み解こう

@chang_umeです。今回からは「みんなだいすき聚楽第」に関連しそうな高低差について探索したいと思います。聚楽第はシリーズ化を予定していまして、今回は地図上の平面で把握する内容で次回以降、実際に現地で聚楽第の遺構を確認する内容です。聚楽第シリー…

木幡駅から延びる巨大築堤:「引込み線」の遺構

キティ川です。以前から京阪宇治線に乗車する度、気になっていた土手がありました。「カシミール3D」で作業していた所その土手が連続したものであり、また戦時中に敷設された鉄道の引込み線の為の築堤であることが分かりました。 カシミール3Dの使い方:5mメ…

向島城のフィールドワーク記録:高低差で遺構確認

@chang_umeです。先日、京都市伏見区の「向島城」の遺構探索フィールドワークに崖会員数名で行ってきました。天下人・豊臣秀吉が築造した城に関わらず、向島城は存在が非常にマイナーで以前からとても気になっていたのです。いわゆる「残ってない」扱いをさ…

カシミール3Dの使い方:5mメッシュ地形図作成

@chang_umeです。高低差や各種地形の探索や分析に、「カシミール3D」を使用する人は多いでしょう。私もその一人なのですが、改めて設定方法や使い方についてガイダンスしたいと思います。 ●図:カシミール3Dの動作画面今回はガイダンス第一弾ですが、カシミ…

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