先週末、NHKブラタモリ「#101 京都・銀閣寺編」が無事放映されました。おかげさまで放映後の反響も凄まじいもので、もしかしたら過去最高かもと感じています。
今回は「銀閣寺」のさまざまなしつらえや意匠について、いわば「施主」である「足利義政」にフォーカスして、その形と意味を探ってみました。お楽しみいただけたでしょうか。
また番組内では、銀閣寺に関する項目の他に、「学生街のラーメン屋」など、収録の合間の雑談も数多く紹介されたみたいですね。
こんな空気でタモリさん&林田さんと歩いたんだなあと感じていただけたら幸いです!
ブラタモリ制作陣の裏話!?
番組放映にあわせて、「ザテレビジョン」記事(Yahoo!内)にブラタモリ制作陣が明かす「とっておき話」が掲載されていました。
ブラタモリ制作陣のとっておき話が明かされる。「函館パターン」のこと、僕の出演回では「伏見編」で使いました。模擬天守閣からの景色を代替。タモリさんに絶景をお見せしようと思ったのに。あれは悔しかった!#ブラタモリ https://t.co/zhuiJV1vn5
— 梅林秀行 (@chang_ume) 2018年4月25日
知識が豊富な人が案内人に選ばれるわけではありません。タモリさんと盛り上がれるかどうかを基準に選ぶことが多いです。
今回は歴史、建築、地形などいろいろな分野に分かれていたので、取材のときに30人ぐらいの専門家から話を聞きました。事実の裏付けが必要ですからね。4月21日、28日OAでは、おなじみの街歩き専門家・梅林秀行さんが案内します。
(良ディレクター)
以前、天気が悪くて北海道・函館の夜景が見えなかったロケで、『本当ならこういう素敵な夜景が見られます』という大きなパネルを作ったんですよ。僕たちはこれを“函館パターン”と呼んでいるんですけど、これは毎回持っていくことにしていて、結構かさばるんです。京都では出番なし。晴れて良かったです。
(中村プロデューサー)
ちなみに話題の「函館パターン」ですが、僕の出演回では「伏見編」で使いました。模擬天守閣からの景色を代替用です。タモリさんに絶景をお見せしようと思ったのに。あれは悔しかったなあ!
今回の記事を通じて、NHKが文字通り全力を尽くして制作している「ブラタモリ」について、取材や収録の空気をちょっとでも感じてもらえたらいいなと思います。
まるで「大人の部活動」あるいは「毎週開催の学園祭」と言ったらいいのか。そんな感じで、毎回全力投球の結果がブラタモリなのでしょう。
いよいよ明日4/28(土)、今度は「#102 京都・東山編」です。僕もまた引き続き出演なのでこちらもぜひお楽しみに! The Show must go on‼︎ (梅林)