今回のNHKブラタモリ「#70京都 祇園」をご覧いただけたでしょうか。
「~日本一の花街・祇園はどうできた?~」をテーマに、京都の鴨川東岸に広がる花街「祇園」一帯をご案内した内容です。一年ぶりの出演ということで、僕も気合いの入った収録となりました。
今回の祇園編。「京都らしさ」の中心である祇園というまちを、ブラタモリ目線で読み解いたらどうなるか?紋切り型ではない「祇園の再解釈」をお楽しみにいただけたらうれしいです。
www.nhk.or.jp
『京都の凸凹を歩く』(青幻舎)で復習しよう!
昨年5月『京都の凸凹を歩く』(青幻舎)を刊行しました。おかげさまで「京都ガイド本大賞2016」も受賞!ブラタモリファンの皆さんに向けて書いた一冊です。
今回の「祇園編」にちなんだ花街の段差、八坂神社の桃山断層など、凸凹地図と写真を数多く収録しています。この機会にぜひ読んで復習しよう!
www.seigensha.com
大人気番組「ブラタモリ」のちょっといい話。今回収録も含めてご紹介しましょう。
タモリさんは本当にぶっつけ本番なの!?
はい。タモリさん&近江アナはぶっつけ本番です。お二人には台本も事前情報もまったくありません。なので、番組での様子は全ていわば素のリアクションと思ってください。
タモリさんはどんな人!?
おしゃれでやさしいジャズマンです。案内人の僕らにも本当にやさしくて、物腰がやわらかく、「これはタモリさんを好きになってしまうな!」「惚れてしまうな!」といつも感じています。実際、僕はタモリさんが大好きです。収録前は胸とのトキメキが抑えられません。
なぜタモリさんはあんなに「博識」なの!?
たぶん、教養深い文化人がタモリさんの素顔かなあと思っています。もちろん知識が豊富な方であることは間違いないのですが、それ以上に文化全般について造詣が深い。文化的なベースが分厚い方なので、どんな話題にもタモリさんならではの理解・解釈がどんどん出てくる。「こんな人になれたらいいな」とあこがれの大人です。
ブラタモリはどんな思いでつくられているの!?
なので、そんなタモリさんを「驚かせたい!」「感動してもらいたい!」「楽しんでもらいたい!」の一心で、制作陣は番組作りに励んでいるのではないでしょうか。予定調和ではなくって、文化的で教養深いタモリさんの予想を超えていきたい一心。「それ知らないよ!」「なんなのそれ!」の一言を、タモリさんからもらいたい気持ちで収録に向き合っているのです。届けこの思い!
「うめちゃん」と呼ばれた日
今回「祇園編」収録後、タモリさんから「うめちゃん、実はさ…」(以下秘密の会話)と初めてあだ名と呼ばれました。はい。自慢です。いやあ、うれしかったです。梅林・梅本・梅木など、名字に梅が付く国際同盟に朗報です。