NHKブラタモリ「#101 京都・銀閣寺編」はいかがでしたか? 今回は記念すべき第101回目、さらに新アナウンサー林田理沙さんのデビュー戦ということで、僕も改めて気合いが入っていたように思えます。お楽しみいただけたら幸いです!
思い返せば、2015年正月放映の「京都・御土居編」(番組パイロット版)が初出演、その後の2015年「奈良編」、2016年「京都・嵐山編」「京都・伏見編」、そして昨年2017年「京都・祇園編」から今回で6回目の出演となりました(次週「#102 京都・東山編」ですぐに7回目になりますね)。まことにありがたいことです。いろいろ出ましたねー。
恒例の番組記念ツアーやります!
ブラタモリ放映記念として恒例(!)の現地ツアーを開催します。番組で訪れた場所、紹介したエピソード、収録のこぼれ話など、銀閣寺周辺の現地で盛り上がりましょう!
『京都の凸凹を歩く2』がブラタモリの番組内容に!?
番組中で銀閣寺を後にして「吉田山」に向かったあたり、今回登場したキーワード「末端膨隆丘」は、断層運動の末端部分が隆起して生まれた独特の地形発達でした。101回を数えるブラタモリの放映のなかでも、今回が初登場の言葉でしたね。
この機会にぜひ覚えておきたいこのキーワード(そして「末端膨隆丘ポーズ」ですが)、番組の制作にあたっては僕自身の近著『京都の凸凹を歩く2』(青幻舎)も参考資料となっています。
昨年上梓したこちらの『京都の凸凹を歩く2』ですが、このなかの「吉田山編」で吉田山の地形発達を末端膨隆丘の説明も交えて紹介しています。
銀閣寺に通じる、「奥座敷」のような吉田山の地理情報と古代・中世・近世・近代に至る全体史を扱った内容です。ブラタモリ本編と合わせてぜひご覧ください!
番組収録の合間から…
今回の収録のなかでいろいろと秘蔵スナップ。今見返しても、タモリさん&林田さんと楽しく盛り上がったなあとしみじみしちゃいますね。すっかりよい思い出です。
収録当日、現場入りしたときの様子です。早朝の銀閣寺近く!まだ夜明け前!
この場所がタモリさん&林田さんとのエンカウターポイント。「ちょっと太った!?」とはまさしく生いいとも!でした。
銀閣寺の境内では、番組収録ならではの特別拝観が目白押し!東求堂での出演者一同の「書斎談義」や銀閣本体(観音殿)から見た庭園は絶景!
銀閣を間近で観察。番組でもお伝えしましたが、かなり個性的というか独特の意匠が印象的でしたね。
事前取材にて。拝観時間後の貴重なオフショットです。夕景のなかの銀閣。
番組でもご紹介した、銀閣寺と吉田山の位置関係。まるで吉田山が京都中心部に対して遮蔽物のようにも見えますね。
銀閣寺を出て、京都大学へ!これぞキャンパス内の断層崖!「末端膨隆丘ポーズ」もセットで!
語り尽くせぬ番組の思い出がまだまだ続きますがこのあたりで。来週も引き続いて出演予定です。次回「#102 京都・東山」をお楽しみに!(梅林)